ーヨガ的効果ー不妊治療は正解だったのか?
私は二人目の長男を体外受精にて妊娠、出産しています。
そして、三人目は自然妊娠です。
長女を授かるまでに約1年かかり、妊娠しにくい体質と感じていました。
長女が2歳なったころ、そろそろ二人目が欲しいなと思い、妊活が始まりました。
しかし、なかなか結果は出ず…1年、2年と過ぎて行きました。
冷え性がよくないかと、半身浴や冷えとり靴下、断食、サプリ、ホットヨガを。
身体によさそうなものは色々試しました。
時はどんどん過ぎていき、妊娠検査薬の結果に撃沈する日々。
娘が4歳になる頃、本格的に不妊治療で有名なクリニックに通い始めることに。
精神的にも落ち込むこと多かったです。
今思えば「兄弟がいて当たり前」「一人っ子なんてかわいそう」という神話みたいなものに取りつかれ。
周囲の「二人目はまだ?」の言葉にイライラし。
友人の出産や妊娠報告を聞いては嫉妬し。
そんな自分が心底嫌でした。
不妊治療で有名なクリニックに通うことにしました。
ここでホルモン値、卵管造影の検査をしましたが大きな原因はなく。主人も同様に。
人工授精も2度トライしましたが結果はダメでした。
最終ステップである体外受精をするには、いろんな壁を感じていました。
私はもう長女がいるしお金をかけてまで?生命誕生を人間がコントロールしても良いのか?と色々考えていました。
いつもポジティブシンキングな主人は、医療が発達した現代に生まれて、治療で授かる可能性があるなら、やらないで諦めるのはもったいない、と。その意見を聞いて踏み切ることに。
我が家は一般庶民ですから費用の問題もあり、2回までと回数を決めて臨みました。
妊娠て、本当に大変です。 越えるべき壁がたくさんある。
まずいい卵子、精子が必要。卵管の通りがいいこと。着床すべく子宮壁がふかふかであること。 妊娠継続のために必要なホルモンバランス。
1度目の体外受精は失敗、卵子が着床しませんでした。 そして2度目のチャレンジ、最後のチャンスで無事に着床してくれて、妊娠することができました。
本当に妊娠は奇跡だと実感。
そして2年後、三度目の妊娠。
実は予定外でして…これは大人が言ってはいけない言葉とは承知の上ですが。
「自分が自然妊娠するなんて思ってもなかった。不妊治療までした私がどうして??」
人間の体は本当に不思議です
妊娠したのは、RYT取得のためヨガの瞑想やアーサナを一生懸命やっているころでした。
振り返れば…ですけどね、私の不妊の原因はネガティブマインドのせいだったのかなと。
負の感情は不妊治療には大敵なのですね。
医療的な治療が必要な場合もありますが、私のようないわゆる「妊娠しにくい体質」の場合、ヨガはかなり効果があるのではということを感じています。
妊娠したいと固執していた頃、ヨガと出会っていたら、もしかしたら結果は違っていたかもしれません。
あの頃の自分に「そんなに焦ったり、気負うことはないよ」と伝えてあげたいです。
でも不妊治療が正解か、そうじゃなかったかといわれるとよくわかりません。
ヨガ的な世界観では「人生には自分に必要なことしか起きない」そうですから。
私にとっては意味のあることだったのでしょう。
かわいい長男、次女も別の赤ちゃんだったかもしれないですしね。