産後が怖いーホルモンバランスの急激な変化にどう対処するか―
妊娠期もいよいよ後半戦、37週に入りました。
今は出産準備をしつつ、自宅で2歳児とのんびり過ごしている今日この頃です。
今日は私が体験した産後うつのお話を。
私は元々完璧主義というか(家族や友人から言われることが多いのですが)
自分の理想みたいのがあって、思い通りにいかないことがあるとイライラしたり、
人のせいにしたり。
かつてはそういう自分がいました。
8年前に長女を緊急帝王切開で出産。以前にも書きましたが、普通に出産するものだと思っていた私。まさか帝王切開になるなんて!とそこでパニック。
緊急故、あれよあれよとう間にことは運び、無事に出産したわけですが…
出産直後から、まず不眠に陥りました。
元々寝つきが悪い私。
例えば旅行なんかに行って、飛行機の中で寝る、ということもできないたち。
病院という環境、帝王切開したことによる身体のダメージや痛み、慣れない頻回授乳(しかもおっぱいがこんなに張って痛いなんて!!)、泣いている赤ちゃん💦
でもって全く眠れない…産後ってこんななの?
1週間ほどの入院を経て退院。実家で産後1っヵ月を過ごすのですが、ここでなら眠れるかと期待していましたが、全然。
赤ちゃんが寝ていても、眠れないのです。
気が立っているというか、まさに野生で暮らす母ライオンのごとく…
娘もそれまたよく泣く子で…どうしてなきやまないのとイライラ。
赤ちゃんを可愛いと思う気持ちがなかなか沸かず、睡眠不足からか
順調にでていたおっぱいが枯渇しミルクを足すことに。
母親というものの理想的な姿、母乳育児信仰
どうして帝王切開になっちゃったの??
いろんな思いが頭を駆け巡り、
そしてその理想形からどんどんかけ離れいていく自分。
気分の落ち込みも激しく、思考はネガティブになっていく一方。
主人も両親もよく協力してくれているのに…うまくできない自分。
このままじゃまともに育児ができないと思った私は2か月くらいに自宅に来てくれた助産師さんに相談。
メンタルケアも行っている産婦人科を紹介してもらい門をたたいたのです。
そこで母乳量を増やしてくれるというドグマチールと眠剤を処方してもらい、
なんとか育児を継続していました。
その薬のおかげか産後もホルモンバランスが落ち着いてきたからなのか、少しずつ自分のペースがつかめるようになり。
半年過ぎたころには薬はやめ、育児ができるようになりました。
いま思い返してもすこし嫌な気分になります。
そして2年前、長男の場合。
以前の産後のトラウマもあり、
「怖いな~、でも2人目だし大丈夫かも」と思っていたのですが…
やはり産後不眠に陥り、同じ産婦人科にかかりました。
この時は産後4か月くらいで落ち着いたという経緯がありました。
なので3人目ですが、やっぱり産後が怖いのです。
今回はどうなるか、ここ臨月にきて不安はありますが、呼吸法や瞑想など、ヨガのテクニックがなんとか役立ってくれるのではと思っています。
アロマテラピーに詳しい友人から産後のホルモンバランスを整えやすくするオイルを教えてもらったり、産後にいいというエクオールというサプリの情報を得たりと、なにかと産後対策の情報収集をしている日々です。
出産まであと1週間、赤ちゃんに会える喜び、不安、ドキドキ…
様々な感情が入り混じる中、瞑想し、心落ち着けて、出産に臨みます。